▲アフター▲
▼ビフォー▼
今回作ったのは2,000mm×1,150mmサイズのアプローチ
おしゃれなレンガの玄関アプローチに憧れていたので、DIYで作ってみました!
材料を買ってきて、実際の施工自体は1日で完了!思ったより時間はかかりませんでした。
とはいえ、妻にも手伝ってもらったので人員は2~3人居たほうがいいでしょう。
(1人でやるのは大変かも)
というわけで今回は【玄関アプローチをレンガで費用18,000円で作る方法】をまとめました!
と、その前に!
今の社会情勢もあって「外壁塗装」について多数の質問メッセージをいただきました。
- そんなにかかると思わなかった
- 知らずに放置してたら腐った
- 本当は80万円も安く出来たのに…
こんな意見が多数!!
大損しないために必ず知っておいてほしいことを詰め込みました。
↓ ↓ ↓
目次
玄関アプローチレンガの費用(詳しい材料)
※僕愛用のビバホームより価格をちょうだいしてきましたw(税別表記)
材料 | 単価 | 個数 | 費用合計 |
レンガA | 98円 | 102 | 9,996円 |
レンガB | 128円 | 20 | 2,560円 |
路盤材20kg | 198円 | 6袋 | 1,188円 |
セメント25kg | 448円 | 2袋 | 896円 |
川砂20kg | 198円 | 6袋 | 1,188円 |
総合計 15,808円
税込み 17,388円
ここでは純粋に材料にかかった費用を記載しました。使う道具などについては、各家庭によって違うと思うので後半を参考にしてください。
※材料は少しずつ余裕をもって準備しています。
※最初にレンガをいくつか用意して、アプローチを作る広さで何個必要なのか?だいたいの数を計算しておきましょう。
(実際にレンガを置いてみてイメージ)
※路盤材と砂の数は、アプローチを作る箇所の大きさで変わってくるので実際に面積を出して、ホームセンターの方に相談するのがおすすめです。(自己流でやると、足りなくなる可能性あり。多すぎる分には作れるので問題なし。笑)
玄関アプローチのレンガDIYにあったら便利な道具
6つほどアイテムを紹介しますが、最近では百均(100円均一)でも手に入るものが多数あるので、一度探しに行ってみて下さい。
- 水平器(平にする)
- 鍬(くわ)掘ったり混ぜたり
- フネ(レンガが浸かれば何でもOK)
サイズがいろいろありますが、これはバケツでも代用できるので無くてもOK
- ブロック(転圧用)
- ゴムハンマー(レンガの微調整に)
- 水糸(掘る位置を把握するため)
※紹介したアイテムをここの値段で買い揃えると「6,672円(税別)」でした。【税込7,339円】
材料代が17,388円(税込)なので、全部合計すると24,727円となります。
ただし、最初に言ったとおり100均でも買えるものが多数あるのでまずは探してみてください^^
※追伸※
レンガを半分にカットするための【タガネ】という道具が抜けていました。
グラインダーなど持っている方なら代用できますが、レンガを使ったDIYでは使うことになるので1つ持ってると便利です★
玄関アプローチ(レンガ)をDIYで作る方法
- 材料と道具を揃える
- 実際に並べてみてイメージを作る
- レンガ敷きのための穴を掘る
- 路盤材を敷く「転圧注意」
- バサモルを敷く「転圧ナシ」
- レンガを並べる「微調整が命」
- バサモルを隙間に流しこむ
- 完成したら2日は放置&直射日光は避ける
材料と道具を揃える
まずは
・どんな形で
・どれくらいのサイズで作るのか
ここを決めましょう。
実際にサイズを決めて面積を出す。そして、面積に合った材料を用意する必要があります。
僕の場合は「タテ:2m、ヨコ:1.15m」=面積「2.3m2」でした。
▼タテ
▼ヨコ
この面積「2.3m2(平方メートル)」で必要だった下地の材料が
- 路盤材:120kg
- セメント:50kg
- 川砂:120kg
この材料配分を参考に、あなたの使う面積での材料を求めてもらえればOKです。
例:路盤材を求める
2.3m2:120kg(路盤材)=[あなたの作る面積]:X(あなたの必要な路盤材の量)
仮にあなたの作る面積が「3.0m2」だとしましょう。
比を使った計算式はこう↓↓
※わかりやすくするため単位を残して計算しています。
2.3m2:120kg=3.0m2:X
▼両サイドと内側同士を掛ける。
2.3m2×X=120kg×3.0m2
X=120kg×3.0m2/2.3m2
X=360/2.3m2
X=156
答え
あなたの路盤材は156kg
このように、あなたの作りたい面積をベースに、僕の使った材料の量から計算してみてください^^
※レンガの数については、並べ方によって異なるので別途計算してみてください。予めいくつか用意しておいて、並べてみるのがおすすめです。
実際に並べてみてイメージを作る
先にもお話したとおり、実際にどれくらいレンガが必要なのか並べてみて確かめましょう。
余る分については花壇やブロックとして使えますが、足りなくなると買いにいかなければいけません。
なので、個人的にはちょっと多めに準備しておくのがおすすめです。
レンガ敷きのための穴を掘る
必要なレンガの数と面積がカッチリ決まったら、いよいよ掘り始めます。
うちの場合は飛び石が埋っていたので、まずはこれの除去から。
その後、掘るところの直線状に水糸をピンと張って、ズレないように掘っていきます。
▼今回は園芸用の緑の棒を4つ角に挿して、その間に水糸を張りました。
気になる穴の深さですが、こちらの図を参考に掘ってみてください。
路盤材を敷く「しっかり転圧」
穴が掘れたら、路盤材を敷き詰めていきましょう。
この作業で大切になるのは「転圧」です。
転圧ってなに?
敷き詰めた路盤材の上から、踏み固める作業。普通に路盤材を撒いただけだと、隙間だらけの状態。より頑丈な地盤(基礎)にするために、踏み固めます。
ブロック転圧で玄関アプローチの地盤を作る
ただ、足で踏み固めるだけだと物足りないので、ブロックなどを繰り返し落とすことでより強力な転圧をしていきます。
ポイントは、ブロックを水平に持って落とすこと。
絶対に焦ってバシバシやってはいけません。綺麗に仕上げるためには、1つ1つ丁寧にやることが大切です^^d
※「絶対にブロックが必要」というわけではないですが、頑丈にするのであればブロック転圧がおすすめです。ここをテキトーにしてしまうと、「完成してからレンガが沈む」なんて残念なことになりかねないので注意です。
そして転圧をする前に準備しておいてほしいことがもう一つ!
レンガを水に浸しておく
レンガは元々乾燥していて、そのままバサモルの上に並べてしまうとバサモルの水分を吸収してしまうから。
これではバサモルが硬化するのを邪魔してしまいます。
これを防ぐために、予めレンガに水を吸わせておくのです。こうすることでバサモルの上に並べた時にレンガの水分もバサモル硬化の手助けをしてくれます★
レンガは約30分ほど水につけておきましょう。
これをやっておいて、引き続きブロック転圧を続けます。
最後に、水平器を使っておおよその水平をチェックしていきましょう。
広範囲の水平を測る時は、写真の様に長い棒に水平器をのせて測るといいですよ★
しっかり転圧され、ある程度水平になっていればOK。
(あまり細かく見すぎると終わらなくなるので“ある程度”でOKです)
バサモルを作る&敷く「転圧ナシ」
さっそく主役の「バサモル」を作っていきたいと思います♪
まずはセメントと砂を船(箱)にあけて、かき混ぜましょう。
※水を入れずに混ぜる方法を「空合わせ」とか言いマスw
この時のセメントと砂の割合は、【セメント1:砂3】ですね。
スタンダードな割合がこれぐらいなので、今回はこの比率でやりました。※セメントと砂の割合は、使い方次第でいろいろと変わるようです。
とりあえず今回は、この1:3でやっていきます。
バサモルを敷く
バサモルを混ぜ合わせが完了したら、敷き詰めた路盤材の上に敷いて行きます。バサモルを敷いたら、平にならします。ここでも1メートルほどの木材があれば重宝しますよ!
ある程度平になったら、ならすのに使った木材に水平器を置いて、できる限り水平になるようならします。
バサモルは「転圧」しない
前項の路盤材を敷くところまでは「ならす」⇒「転圧」の流れでしたが、バサモルは転圧しません!
次の工程で「レンガを並べる」という作業に進むのですが、この並べたレンガを水平にする際に下地がガチガチに固められていると高さの微調整ができなくなるのです。
詳細は次項にてご説明しますので、ここではバサモルを出来るだけ水平にするのみ。ここを重視して作業しましょう。
レンガを並べる「微調整が命」
いよいよレンガを並べて行くのですが、一口に「レンガを並べる」「レンガを敷く」と言っても、その並べ方は実に様々!
以下を参考にレンガの敷き方を決めてみて下さい♪
ヘリンボーン | バスケット |
---|---|
|
ランニングボンド | ハーフバスケット① |
---|---|
今回は定番のランニングポンド
特にこだわりがあるわけではないですが、なんとなく「レンガ敷き」と言えばこれでしょ!?みたいな軽いノリですw
とはいえ、定番なだけあって施工は比較的簡単!
レンガを均等に並べやすくするために、厚さ1cmくらいの板を用意して挟みながらながら並べていくといいですよ^^
レンガを一列並べる
↓
板を挟む
↓
板に沿ってレンガ並べる
↓
板を抜く
これを繰り返すイメージです★
ただ、「レンガを敷き詰める」=「間隔をあけない並べ方」もありますので、このあたりのチョイスはあなたのセンスにお任せしますw
レンガを水平に調整しよう!
ここで必要になってくるのが、ゴムハンマー。
『準備したのになかなか出てこなかったんだよな~』と、思っていた方、お待たせしましたw
- 水平器
- ゴムハンマー
この2トップを使ってレンガの面を水平にしていきます。
そして前項でお話した「バサモルを転圧してはいけない理由」
これは、【レンガを水平に調節する際に、沈んでくれなくなるから】なんです
並べたレンガを水平にする際、ゴムハンマーでコツコツコンコン叩きながら行います。
この時、下に敷いてあるバサモルがギチギチに転圧してあった場合>>レンガをコンコン叩いて調整しようにも、バサモルが固すぎて沈まず、結果的にレンガを水平にできなくなるのです。
なので「バサモルは転圧しないでください」となったワケw
このポイントをふまえた上で、水平器とゴムハンマーを持って「優しく」叩いてならして行きましょう♪
レンガとレンガの間に水平器を置いて、ゆっくり叩いて調節です^^
この作業も焦らず急がず冷静にですよ^^最後の完成度、見た目に大きく関わってきますから。
バサモルを隙間に流しこむ
いよいよ最終工程!
バランス良くレンガは並んでいますか?
レンガの面は水平に整いましたか?
見た目に不満はありませんか?
以上をクリアしていれば問題ありません♪
さっそくバサモルを入れて行きましょう!
ブラシを使ってレンガの隙間にバサモル投入
まずは新たにバサモルを作りましょう!
セメント1:砂3の割合で混ぜていきます。
バサモルが出来上がったら、並べたばかりのレンガの上に空けちゃいます。あけたバサモルを一旦ならしましょう。
ある程度全体的に広がったら「ブラシ」を使ってレンガ同士の隙間に埋めて行きます。
ブラシのイメージは「デッキブラシ」の先端のような・・・。特に『このブラシじゃないとダメ!』ということはありません。
なにしろ僕は「ほうき」でやりましたからwww
そうです、あの掃除に使う「ほうき」です。
僕の心情は「使えそうなモノは何でも使う」なので(笑
玄関アプローチ全体のレンガに水をまく
最後の最後に、水をかけましょう!
ただし、ホースで勢いよく~は厳禁!
お分かりかもしれませんが、バサモルは乾いたモルタル。
強い放水をすれば、当然の様に飛び散ります(>_<)
せっかく詰め込んだバサモルを飛ばさないためにも、優しく優しく水をかけていきます。
⑤レンガの隙間へバサモル⇒水を撒く!
ホースの先端についてるノズルがあれば「シャワー」を選んで下さい。もしホースやノズルが無ければ、「ジョーロ」が適任ですね♪
花に水をあげるぐらい優しくかけることが大切です^^
これで【レンガ敷き玄関アプローチがはほぼ完成】
先ほどまいた水がバサモルをしっかり固めてくれたら、普通に上を歩いても大丈夫です♪
しかし、最後の最後に注意ポイントが!
完成したら2日は放置&直射日光は避ける
1日あればある程度は乾きますが、念の為に誰も上を歩かないようしっかり養生してあげてください。
最低でも2日間は玄関アプローチのレンガの上は歩かないようにしましょう。
玄関という都合上、宅配や郵便配達の方々も通ります。せっかく作った玄関アプローチを台無しにしない為にも、ロープでくくるなどの侵入対策をしておいてください!
直射日光は避ける
これは本来、コンクリートやモルタルを使用する際に気をつけることですが、セメントは乾燥する速度に敏感なものです。
直射日光などで「急激に乾かされる」と、ヒビ割れなどのトラブルに発展する可能性があります。
今回使っているのはバサモルなので、さほど神経質になる必要はないかもしれませんが、『ウチは日当たりが、とっても良い!』というお宅であれば、ブルーシートなどで覆ってあげると良いでしょう^^
大雨ならブルーシートで守る
普通の雨であれば特に問題はないですが、大雨となれば話は別です。施工後まもなく降り始めるような場合にもブルーシートなどで養生しておくことをお忘れなく。
これにて作業完了となります!
これで間違いなく、今までとは雰囲気の違う玄関になっているハズです♪
一例として我が家の【before】【after】を載せておきますw
【before】
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【after】変更箇所
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●玄関アプローチの他にも、花壇を2箇所移設してあります。
この花壇は別の場所にあったものを移動しました。
今回は【玄関アプローチのレンガ敷き】について書きましたので 次回は【花壇の移設】についても載せて行きたいと思います^^!
これで完成!
お疲れ様でした★
【ボッタクリ注意】
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